yokuiruhitoのブログ

拗らせたオタク

受け入れられなかった舞台

先日とある舞台の告知があった。

私からすると懐かしいシリーズだった。

しかし、それを見た私の感想は「マジで?」だ。悪い意味で。

あの当時のことを思い出そうとしても記憶がぼんやりしている。

 

その舞台は友達に誘われて見に行った演目で、何シリーズを何回みたかは覚えていない。

当時はいわゆる若手俳優とか元若手俳優で組んだユニットとかなんかそういう舞台をよく見に行っていた。

今みたいな全通とか回数をこなすのが主流じゃなかったから(私が知らなかっただけかも)、推しでも片手で足りる程度しか見なかった。

初日や千秋楽にも特別な興味はなくて、アフタートーク付きがあれば追加したくらい。

しかもそれも本編が端折られるとわかってから積極的には狙わなくなった。

舞台が好きだったから、気になったちらしとか役者とかでテキトーに行っていた。

その舞台は人を選ぶからとユジンが過去作品のDVDを貸してくれて、それを見て同行を決めた。

1回限りじゃなかったから面白かったと思う。

でも私は一番の見せ場の主演の歌が苦手だったことは覚えている。

最後は何か月前から予定を押さえる気にはならなかった。

だから代替え公演が行われたときはチケットを取っていなかった。

日にちが近くなってからでもチケットは手に入ったしそれでいいと考えたのだ。

チケットサイトから代替え公演の案内が来た時、興行先と揉めたのかと思った。

ブログの件は知らなかったが、前の作品で激しく非難したセリフがあったから、新作でも脚本に盛り込んでNGがでたのかと。

それで引き下がるようなタイプに見えなかったからケンカ別れのかなと勝手に想像した。

事実は別だったわけだが(それを何で知ったのかは思い出せない)

 

そんな舞台の復活。

はっきり言って嫌悪感が強かった。

Pの発表の仕方も私には印象が悪かった(案外ここが一番影響した気がする)

色んな意見がでてそれぞれの主張があるのは当たり前だと思う。

見たい人だっているし、ありえないと思う人もいる。

それでもこれは見なければいいで済ませらない私がいた。

だから作品名を入れて嫌だなと呟いた。

中止にして欲しいためではない。

鍵もつけずに全世界に向かって、誰に何を言われるかわからない状態でも、嫌だと言う人がいるということをしたかっただけだ。

 

作品に触れたことがあるからこそ、勝手な想像力が働いたことは確かだ。

リアルな下ネタ、少女の性も取り扱う、現実の私怨に聞こえるセリフ、パワハラに見える無茶ぶり…

笑ったし楽しんだはずなのにそんなことばかり思い出す。

そのどれもが事件を彷彿とさせる。

ほとんどが受け取り方の問題で、自分には合わなかっただけだ。

物語だから流せたものが現実と繋がると途端にダメになった。

作品に文句を言いたいわけではない。

お金を払う価値は十分にあって、エンタメとして楽しめて、次も見ようと思える作品であったことは確かで、それを否定する気は全くない。

それでもずっとモヤモヤする。

感情論だけどエンタメは感情で楽しんでいるから、それを蔑ろにはできない。

 

ひとまず制作会社の決定がでたから吐き出し。